警視庁採用試験の内容や合格率・難易度

警視庁採用試験は、その名の通り警視庁の採用試験のことで、東京都を管轄する警察本部及び東京都内の警察官の採用試験に当たります。警視庁採用試験は正式名称を「警視庁警察官1類試験」といい、年に4〜5回行なわれています。その中でも5月中旬に行なわれる第一回試験は、一年間の内に決められている採用数のおよそ半数が決まると言われています。
第一回の試験と、3月上旬に行なわれる最後の試験は他の試験と重ならないようになっていますが、それ以外の試験は他の試験と重なってしまいやすいため、警視庁採用試験以外の試験も並行して受験する場合には注意が必要です。合格率は20%以下ともいわれています。
また、見事警視庁採用試験をパスし採用に至った場合、合格者は最初の半年間は中野にある警察学校ですごすことになります。女性も試験を受けることが出来ますが、倍率も高く採用に関してもかなり厳しい模様です。通常年一回しか試験は行なわれず、かなりの難関であることがうかがえます。 警視庁採用試験の流れは、以下のようになります。


警視庁警察官1類採用本試験大全(v.3)

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警視庁採用試験の教養・適性試験の対策

■教養試験
択一式の50問の問題で教養をはかります。内容はかなり難しく設定してあり難易度は高いので、時間が足りなくなることが予想されます。時間配分を決めてかかりましょう。
■適正試験
適正検査と言った方が正しいかもしれません。主に性格を見られます。性格検査にはクレペリン検査(数字の足し算)や、YG検査(質問に対してYESかNOかどちらでもないの三択で答える)などが用いられています。これとPPI(短文の質問に対し、3行ほどで回答)なども用いられます。

警視庁採用試験の国語・短文試験の対策

■国語試験
国語といっても、長文問題や文法問題が出るわけではないようです。感じの読み・書きがそれぞれ30問ずつ出題されます。7割程度が合格ラインとなりますので、スピード勝負だと言えるでしょう。一見簡単そうに見えますが、警視庁採用試験向けに作られた問題集をこなして対策しておかないと痛い目に遭ってしまう恐れがあります。
■短文試験・身体検査
募集要項には載っていない短文試験ですが、2次試験の面接の材料となるようです。身体検査の合間に行われます。身体検査は、視力以外は身構える必要もありません。

警視庁採用試験の論文試験の対策

■論文試験
ごく一般的な論文式試験になります。思想的に偏りがあると公僕として少々問題になると思われますので、文字数とともに気をつける要素の一つとなるでしょう。出題されるテーマは抽象的なものが多いので、事前に過去問題のテーマの内容でいくつか書いておくと無難です。
警視庁採用試験は、決して簡単な道ではありません。準備を怠らず、次の試験に備えましょう。

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